![]() 北谷町役場
総務部 情報政策課 係長 伊波興勇氏 |
―― クライアントPCの選定は、どのように進められたのでしょうか? 早い段階で、クライアントPCとデータの集中管理が容易なシンクライアントを採用することは決まりました。問題となったのは、シンクライアントをどのような手法で利用するかということでした。日立情報システムズからも、メタフレームの利用、ブレードPCとセキュリティPCの利用、Windowsターミナルサービスの利用といった提案があったのですが、いずれの提案も私どもの要望を満たすためには、多くのカスタマイズや、多額の設備投資が必要という問題があり、見送らざるを得ませんでした。(伊波氏) ―― 最終的にブレードサーバと「VMware®」の組み合わせを選ばれましたが、決め手はどこにあったのでしょうか? 最後にご提案いただいたのが、ブレードサーバと仮想化ソリューション「VMware®」だったのですが、この組み合わせであれば特別なカスタマイズを行うことなく、シンクライアント環境を構築し、「e-ADWORLD」も利用できるということでした。 またその他にも、日立情報システムズが持っている、ブレードサーバに対する技術力の高さという点にも注目しました。技術力のある企業とパートナーになることで、自分たちのリテラシーも高めていきたいという思いもあるため、今回のリプレースでは、こうした面についても非常に満足しています。(伊波氏) |
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沖縄県北谷(ちゃたん)町様では、ブレードサーバと仮想化ソリューション「VMware®」の仮想化技術を採用し、庁舎内クライアントPCのリプレースを行いました。そこで今回はこのリプレースについて、北谷町役場 総務部 情報政策課 課長 多和田滿夫氏と同係長 伊波興勇氏にお話を伺いました。 |
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導入経緯 / クライアントPCのセキュリティ対策が課題に
![]() 北谷町役場
総務部 情報政策課 課長 多和田滿夫氏 |
―― 今回北谷町様ではクライアントPC環境のリプレースを行いました。その背景についてお話しください。 北谷町では2002年より日立情報システムズの電子自治体ソリューション「ADWORLD」を導入し業務に活用してきました。2006年にその「ADWORLD」がリプレース期を迎えることで、2005年頃より次期システムの検討を行ってきました。検討を重ねた結果、システムとしては同じ日立情報システムズの「e-ADWORLD」への移行が決まったのですが、その過程で、システム移行と同時に利用環境であるクライアントPCについても、リプレースを行いたいという要望があがってきました。そこで、リース期間を1年延長し、クライアントPCのリプレースについても、検討を始めました。(多和田氏) ―― クライアントPCのリプレースを検討したのは、どのような理由からでしょうか? 当時、個人情報保護法の全面施行もあり、企業や自治体からの情報漏えいが注目を集めていました。役場も住民の方々の個人情報を扱う以上、なんらかの情報セキュリティ対策を施す必要があり、USBメモリの使用禁止や、フロッピーディスクドライブの撤去、電子情報の暗号化などを採用してきました。しかし、こうした施策を行ったとしても、どこかに不備があるかもしれません。そこで、根本である情報自体の管理を厳密に行えるクライアントPC環境の構築を検討することとなりました。(多和田氏) |
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導入のポイント / 低コストでありながら効果が見込めたこと
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システム概要 / クライアント環境の柔軟な運用と障害発生時の迅速な復旧が可能に
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―― 貴町では「クライアントPC」をどのようにご活用されていますか? 今回のリプレースは、「ADWORLD」から「e-ADWORLD」への移行と同時に行われました。実際の作業も大きな混乱なく行われ、2008年1月より新システムで51台のクライアントPCが稼働しています。 稼働後すぐに運用の柔軟さを実感することができました。例えば地区公民館に出張して業務を行う際も、出張先からシンクライアントでネットワークに接続すれば、庁内と同じ業務を行うことができます。この点は職員からも特に評価が高い点です。 管理者の視点からは、やはりクライアント環境とデータの集中管理が可能になったことで、日々の運用が非常に楽になりました。クライアントPCにトラブルがあった場合も、ひとまずコンパクトなシンクライアント端末を入れ替えるだけで対応できます。(多和田氏) ―― この他にシステムのポイントはございますか? これまでは各課単位でID・パスワード管理を行ってきたのですが、今回のリプレースからシンクライアントの性質上のこともあり、個人単位でのID・パスワード管理に切り替えました。これが結果的に職員のセキュリティに対する意識向上につながるという副次的な効果もありました。 また、ブレードサーバと「VMware®」の採用により、導入コストを圧縮できたことで、今回のリプレースを機に、ディザスタリカバリ(※)環境の構築もあわせて行うことができました。他拠点で全データのバックアップを行うことで、災害などの際も業務の停止を最小限に抑えることができ、住民サービスの向上が見込めます。(多和田氏) ※ディザスタリカバリ:災害や障害を受けたシステムを復旧・修復すること |
![]() 非常にコンパクトなシンクライアント端末
(ディスプレイ背面の白い筐体) |
・ESX Server:仮想化の機能を提供する専用のソフトウェア |
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今後の展望 / 今後の課題は財務会計システムの仮想化
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―― 今回のシステム導入を総括していただくとともに、今後の展望もお聞かせください。 今回のリプレースで、当初の住民情報の安全な管理という目的を達成し、さらに災害時対策も実現することができました。今後の課題は、以前は同じ端末から処理できた財務会計システムについても、今回構築した仮想環境で扱えるようにすることです。そのためには、そもそも仮想化が有効であるかどうかの検証や、処理が増えることでのサーバ負荷の検証、必要であればブレードサーバの増設など行うべきことがありますが、職員の利便性を考えると、ぜひ実現したいと思います。(多和田氏) ―― 日立情報システムズに対するご要望はございますか? 今回、低コストでありながら私どもの要望を満たすシステムを実現していただけたことに大変満足しています。今回の件で仮想化技術のメリットを実感しましたが、同時に業務内容によっては、仮想化が最適な回答にならないこともありうることがわかりました。今後も適材適所の考えで、無駄のないシステムの構築を目指していきたいと思います。また、そうした見地からのアドバイス、提案を日立情報システムズには期待しています。(多和田氏) |
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お客様の概要
那覇市から北へ約16km、沖縄本島中部に位置する北谷町。近年は公有水面埋立や返還軍用地の跡地利用による西海岸一帯の開発が進み、沖縄県内でも活気のあるエリアとして注目されています。
![]() 夕焼けが美しいサンセットビーチ
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![]() 沖縄を代表する人気スポット、アメリカンビレッジ
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お客様のご協力により、新たな一歩を踏み出せました。 今回北谷町様に採用いただいた「VMware®」は、自治体業務での実績が少なかったため、さまざまな部署にご協力いただくことで、ようやく導入が可能になりました。今後もお客様の声を真摯に受け止め最善のご提案・誠意ある回答に努めてまいります。 |
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| 沖縄県北谷町 | |
| 総務部 情報政策課 課長 多和田滿夫氏 / 総務部 情報政策課 係長 伊波興勇氏 | |













