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グループ全体のすべてのサイトにおける訪問者やページビューは多いものの、各サイトのトップページの離脱率が高く、訪問者数の割には問い合わせや引き合いなどが少ないグループ企業。これは、ネット訪問者が各サイト間で迷いつつ、離脱している状況がサイトログを見ると深く理解できる。つまり、グループ企業としてのメリットがあるにもかかわらず、企業サイト上においてその優位性を放棄していることになる。お金に換算すると、実に“もったいない”ことである。社内の事業部間の競争が熾烈な会社ほど、サイトのリストラは容易ではない。とくに、主力事業を展開し、社内の売上に大きく貢献しているセクションでは、今まで構築してきたサイトについてあまり言われたくないからである。加えて、個人評価がそうした売上貢献度に応じて実施されているところでは、サイトの変革も簡単に出来ないような企業もある。こうした状況は企業の各事業部と詳細にヒアリングしなくても、現在のサイト構築状況やサイト構造を見れば、組織横断的なことが不得意な体質とか、柔軟性のない硬直した縦型組織であるとか、あるいは、超ワンマン経営者型組織構造など、既存のサイトによって読み取れることもある。企業として、良いのか悪いのか。売上に影響することであれば、改善が望ましいと思うのだが。
もはや企業のサイトは人材と同様に、育て磨いていく企業資産である。組織の中で横断的なサイトの改革を行い、今後どんどんサイトが増えても、お客様がスムーズに閲覧できるようにすることが必須であると思われる。サイトが多くなればなるほど、その再構築は大変になる一方であることを是非理解して頂きたい。
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