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今回は現状の情報投資コストについて整理する。ここで把握する年間情報投資額がアウトソーシングに向けた最大投資額と考える。費目別金額を詳細に把握することにより、効果的アウトソーシングに向けた情報投資再配分の基準を構築することができる。
汎用機で処理してきたシステムをオープンシステムに置き換えて利用している領域(例えば基幹系システム)とユーザー部門に分散して利用している領域を併用して運用している場合ではそのコストを正確に把握することが難しい。全体のシステムをユーザー部門に分散して利用している場合も同様である。
何故ならば、システム分散とともに情報関連予算も組織分散されているケースが多く、全体システムを正確に把握する責任部門が明確でなく情報統治が曖昧になっているからである。予算権限、利用権限のユーザー委譲は良いがシステム構築技術、ネットワーク構築技術、運用、調達について全体的視野で統治することが弱体化すると、効率化、費用対効果、システムの連携性(業務上の連携性)、セキュリティ(安全性)について様々な問題を引き起こすことになる。
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