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こうした状況がよくわかってくると、ネットビジネスの参入において、大手・中堅企業では資本参加や提携、あるいはM&Aがなされる。大手企業の知名度や信頼度、あるいはブランド力がネットにおける安心・安全の証となり、効果的な展開が図れる、と誰もが思うであろう。ネットビジネスを展開しているベンチャー企業や中小企業を買収すれば何とかなると思っているのかもしれない。
しかしながら、最初からネットの専門家として活躍している人は少なく、様々な職種の人が各種の経験を踏まえてネットの専門家となっている場合が多い。そんなネットの専門家は非常に特殊な能力を保持する人達であることを認識しておこう。
中小企業、あるいはベンチャー企業のネットビジネスの状況を、あるM&Aコンサルタントに聞いたら、それらビジネスを動かしているキーマンは、少ないところでは1人〜2人、多くて数人ぐらいであるとしていた。それが事実かどうかは別として、大手企業がM&Aを実施した後、重要なキーマン=特殊な能力を持つ人達が退職し、徐々に業績が下降する場合も少なくない。つまり、ネットビジネスを動かし支えるキーマンはそんなに多くないことも予め知っておかなくてはならないのである。
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