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第3回 BtoB企業のサイトリニューアルにおける主な留意点
(その2)
ほんとうにわかりやすいか! BtoBサイト
BtoB企業サイトのリニューアルで留意しなくてはならないポイントは、まずはWebサイトを閲覧しているターゲットの問題である。ターゲットは企業であり、企業の担当者である。そのため、専門セクションの担当者のみがわかる専門用語が使われることが多い。
よく“当社サイトは企業の○○専門の担当者が見てくれれば良いので、専門用語で大丈夫ですよ!”と言われることがある。
しかしながら、商品を探し求める担当者はすべてが専門性の高い人ばかりではないことを忘れてはならない。新たに配属された人であれば、これから専門知識を習得しようと思っている人もいるはずである。
BtoB企業サイトには、専門用語だけではなく、社内用語が使われていることも少なくない。
現状のWebサイト構成とドメイン戦略について
大手・中堅企業のWebサイトには、“誰のためのサイト?”と疑問を持ってしまうサイトがある。
自社のお客様は一番大切としながらも、株主やリクルーティングに力が注がれ、トップページにおいてはお客様が求める商品に対するコンテンツページが目立っていない。
当然、ネット利用者は各種商品の詳細ページが探しづらくなる。未だに当初の会社概要的な情報がトップページにある企業サイトは実に多いのである。
そうした問題点があっても会社の本サイトに各事業部が手をつけられないために、.comや.jpの別ドメインのサイトが統一なくリンクされている状態は逆にユーザビリティが悪い状況を呈している。
このステージにおいてはそうした会社としてのドメインの方針を設定する必要がある。
主力商品の選択とWebサイト活用方針について
企業サイトの構築において、筆者が一番気にするポイントは主力商品であり、企業が最も売りたい商品サイトや商品ページである。特にBtoB企業サイトでは、商品ごとに競合他社が異なることも多く、主力商品が競合する他社サイトやページコンテンツのチェックがまず必要となる。
つまり、お客球が競合他社とネット上で比べられることを前提に、いかにサイトで勝つこと(差異化)が出来るかを優先する。そのため、興味を持ってもらうコンテンツや、引き合い・問い合わせを増やす具体的な手立てを駆使するのである。
また、企業によっては、企業情報サイトと商品(ポータル)サイトをドメインで分けることも実践しており、上述したドメイン戦略を踏まえながら、企業にとって実績数字がアップするサイトリニューアルを目指している。
この続きは次回、「その他商品とWebサイト活用の考え方の整理」および「Webサイト全体の基本コンセプトづくり」に関する留意点を述べることとする。
次回もお楽しみに。
マーケティングコンサルタント(株式会社市場通信) 波多野 精紀(2007.10)
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