新設「統括コントロ-ルセンタ」で全国複数センタの一元監視・運用を開始
−センタ仮想統合の実現により、運用効率30%の向上を見込む−
(2007年2月8日)
株式会社日立情報システムズ(執行役社長:原 巖、本社:東京都品川区大崎、以下「日立情報」)は、システム運用サービスの運用効率の飛躍的向上及び「中期経営計画 2007-2010」で掲げた10年後のビジネスモデル「プール化構想(注1)」実現に向けて、全国の複数センタの運用業務を一箇所で統括管理・制御する「センタ仮想統合」実現の中核を成す「統括コントロールセンタ」を新設し、センタの一元監視・運用を開始しました。
日立情報では中核事業の一つであるアウトソーシング事業を支える基盤として、データセンタ設備の拡充、運用ツールの高度利用、運用方式の国際標準対応など、データセンタの運用品質向上・効率向上施策を継続的に実施し、金融、産業、流通、公共、サービス等、あらゆる業界のお客様に高品質で高信頼なシステム運用サービスを提供してきました。昨年12月にはシステム運用のサービスレベルが評価され、ITサービスマネジメントシステム認証の国際規格「ISO/IEC 20000-1:2005」、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001:2005(JIS Q 27001:2006)」の認証を取得しています。
今回開始した「センタ仮想統合」は、センタごとに個別に設置していたサービスデスク業務及び運用SE業務を「統括コントロールセンタ」に統合・集約し、新規開発した「遠隔運用管理システム(後述「仮想統合を実現する技術」を参照)」により、各センタのシステムの一元遠隔監視・運用を実現したものです。「統括コントロールセンタ」は、災害、大規模災害に備えてメイン、サブの2センタ構成とし、相互のバックアップによる高い安全性と信頼性を有した設備となっています。
今回は第一次として、全国19箇所のセンタのうち、支社のセンタを除く11センタを一元管理・運用の対象に計画し、まず本年1月に、関東地区の5センタ(適用システム数で全体の17%)で開始しました。続いて本年5月に8センタ(適用システム数で全体の34%)へと対象を拡大し、7月から9月にかけて、11センタの全業務を「統括コントロールセンタ」に統合する計画です。
第二次としては、2008年度に、残る支社8センタの統合を計画しています。
日立情報では第一次仮想統合の実現により、センタ運用効率の30%向上を見込んでいます。また、仮想統合により捻出される人材は、運用技術力、システム構築力および拡販営業力の増強に充て、事業拡大の戦力とします。
今後は、さらなるセンタ運用効率の向上策として、システムの冗長化、リモートメンテナンス、ディザスタリカバリ等の最新技術を駆使した「センタ無人化」計画の2008年度実現をめざします。
(注1)プール化構想
当社データセンタ事業の将来コンセプトの一つ。お客様が必要なときに、必要なソリューションを提供するために(オンデマンドサービス)、インフラ・サービス等のリソースを仮想化(プール化)し、リーズナブルなサービスを実現する構想。
(以下略)
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