手書きサイン認証ソリューション「TEGAKI(てがき)認証」の提供を開始
(2002年9月26日)
(株)日立情報システムズ(社長:高須昭輔、本社:東京都渋谷区)は、手書きサインを用いた本人認証により、バイオメトリクスによるセキュリティを容易に業務システムに導入できる手書きサイン認証ソリューション「TEGAKI認証」を、2002年9月26日より提供開始いたします。
ネットワークの発展と個人情報保護の重要性が高まる中で、企業や個人が保有する機密データに対するセキュリティの強化が大きな課題になっています。現在、従来のユーザIDとパスワードによる認証に代わるものとしてICカードやPKI(公開鍵)の利用が叫ばれていますが、こうした認証方式によるセキュリティの強化には多額のシステム追加・修正費用が発生するため、導入がなかなか進まず普及が遅れているのが実状です。
一方、より強固な個人認証を行う手段として、指紋、声紋、サイン、顔といった人間の特徴を示す生体情報を使ってユーザを特定するバイオメトリクス認証が注目を集めています。その中で、本人だけが持つ筆記運動の癖で識別を行うサイン認証は、パスワードとバイオメトリクスの特性をあわせ持つ個人認証の手段として有望です。
こうした背景から当社では、手書きサイン認証ソリューション「TEGAKI認証」の提供を開始いたします。
当社では「TEGAKI認証」を、主に顧客情報を扱う金融・保険業界のお客様に向けて営業を行い、将来的には、住民基本台帳ネットワークシステムに接続する電子自治体関連市場への提供も計画しています。
「TEGAKI認証」は、サインの形状、スピード、ストローク、筆圧といった個人によって異なる筆記運動の癖を三次元で時系列に情報化して照合するシステムです。導入に際して業務システムへの影響が少なく、かつコストを抑えて短期間で構築できるため、サイン認証を手軽に導入したいお客様に適しています。具体的な特長は次の通りです。
「TEGAKI認証」では、新規あるいは現行の業務システムにサイン認証を容易に導入できるよう、パッケージ化した開発ツールと管理マネージャを、クライアント/サーバ環境、Web環境について用意しています。クライアント/サーバ型、Web型の業務システムに対し、簡単なカスタマイズで導入が可能となります。
また、「SLM-TEGAKI認証(シングル・ログイン・マネージャサイン認証Plug-in)」の利用により、「シングルログインマネージャ(注)」との連動が可能です。これにより、Windowsのログインやスクリーンセーバーの解除など、パソコン自体を守る機能を加えることができるほか、各種業務アプリケーションへのシングルサインオンが可能になります。
(注)「シングルログインマネージャ」は、日立製作所製品です。
サイン認証システムは、指紋や声紋といったバイオメトリクスの中でも「行動」というファクターを含めて、個人を識別する認証システムです。サイン認証は「筆記運動」ですので、登録情報を無限に作成することが可能であり、工夫次第で、より強固なセキュリティを確保できます。
この他、サイン認証は次の機能を提供します。
- サインの経年変化(書き癖の変化)を自動的に吸収・反映する学習機能を搭載
- 極めて一致するサインは排除(コピー防止のため)
- サインのゆらぎに合わせて適切な照合レベルの設定が可能
(個人の利用環境に応じ適切な照合レベルを設定できます)
- 言語依存性がなく、任意のパターンで照合が可能
(個人の工夫により様々なサインのパターンが設定でき、個人ごとの安全性が確保できます)
- 署名イメージの二次的利用が可能
(サインのデータを画像として取り出すことができるため、書類の署名欄等に利用できます)
(注)サイン認証は日本サイバーサイン株式会社の照合技術を使用
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(3)ノートPCの「ポインティングパッド」の利用が可能
ノートPCに多く搭載されている「ポインティングパッド」を利用した指によるサイン入力が可能です。外部接続の入力デバイスが不要となるため、デバイスの導入費用を抑えることができるだけでなく、手持ちのノートPCからすぐにサイン認証を開始できます。
(以下略)
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