
平成17年度事業報告書をお届けするに当たり、株主の皆様のいつに変わらぬご理解とご支援に対し厚く御礼申し上げます。
ITサービス産業は、わが国経済の景気回復基調を背景に需要拡大傾向にあるものの、価格競争の激化、システム運用単価の見直しなど厳しい事業環境が継続しています。このようななか、当社グループでは、引き続きコアビジネスであるCBO(Center Based Operations)事業およびPAI(Packaged Application Integration)事業への経営資源集中による競争力強化はもとより、プロジェクトマネジメント力・品質保証力の強化、ITの最大限活用による経営効率化等高品質経営に向けた取り組みを加速させてきました。とりわけ、コアビジネスの営業力強化やオフショアリングの推進加速、分散していた東京地区オフィスの移転・統合等による経営効率の向上に注力しました。
このような取り組みにより、当年度の連結業績は、売上高については、当社グループの得意分野である「企業情報システム」、「公共・自治体ソリューション」等において新たなお客様との取引拡大を図る「WIN600作戦」が当初計画を上回る推移をしたことなどから、1,761億円(前年度比0.5%増)と増収となりました。
一方、収益面では、グループ一体となったプロジェクトマネジメント力強化、データセンタ効率化等の原価低減施策が功を奏し、営業利益94億円(同12.6%増)、経常利益94億円(同13.2%増)と増益となりました。
また、東京地区オフィスの移転・統合費用として特別損失5億円を計上しましたが、当期純利益は54億円(同14.3%増)と、過去最高益を達成しました。
なお、利益配当金につきましては、先にお知らせしました通り、中間配当金と同じく1株当たり17円とさせていただきました。これにより、中間配当金を含めた年間配当金は、1株につき34円となっています。
平成18年度の連結業績見通しは、売上高については1,770億円、収益面では営業利益100億円、経常利益100億円、当期純利益56億円と増収増益を見込んでいます。
最後になりますが、この度、堀越の後任として社長の重責を担うことになりました。これまでの成長戦略を継承し、株主の皆様のご期待に応えるべく、さらなる飛躍をめざして邁進する所存です。
何卒、いっそうのご支援とご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。