日立情報にとっての重大なリスク
「情報セキュリティ」「コンプライアンス」「トレードシークレット」「防火・防災」「環境保護」「安全・衛生」は、いずれも企業の社会的責任として取り組むべき課題です。また、日立情報にとっても重要性が高い課題です。
なかでも、お客様の貴重な情報をお預かりし、事業を運営するITサービス企業として、情報セキュリティリスクは重大です。各職場では常にお客様の機密情報などを取り扱っているため、こうした情報にかかわる事故が万一発生すれば、お客様へ計り知れない損害を与えると同時に、日立情報にとって致命的な問題となります。
多様な課題の共通原因を総合的に解決
情報の紛失・盗難などによる社外流出、落下や異物付着、火災等による破壊・紛失などは、日々の不注意から起こりうる事故であり、その防止には、整理・整頓・清掃・清潔といった「4S活動」が徹底される必要があります。また、ごみの無統制な廃棄は、機密書類の流出の原因にもなり得ます。
一方、防火・防災、安全・衛生、地球環境保護、リスク対策なども、これら日常的な4Sの徹底が重要です。そこで当社では、これらの課題は「共通の基盤を有する同一課題」であるとの認識のもと、1987年から主として安全・衛生面の改善施策として着手し定着・拡大を図っていた運動を発展させ、1990年から全社的な「総合運動」としました。
■総合運動の概念と各課題面からみた事故災害ポテンシャルの一例
定例巡視と職場クリーンデーによる活動の徹底
「総合運動」の徹底に向けて、毎月全事業所で定例巡視を実施しています。各事業所の安全衛生委員会メンバーが巡視を担当し、手分けしてすべての職場をチェックします。問題点を指摘された職場には、速やかな改善と委員会への報告を義務づけています。
また、毎月第3水曜日を職場クリーンデーとして設定。終業前の20分間を職場の清掃などにあて、帰宅時には机の上に電話機以外ない状態になるまで片づけを徹底しています。
巡視前にはとりまとめられていなかった配線が、
巡視でチェックを受けた後は写真のようにきちんと整えられました。