日立化成グループの販売会社として、エレクトロニクス関連製品や機能性材料関連製品などの売買や輸出入を担う日立化成商事株式会社様(以下、日立化成商事様)。同社の電子メールアーカイブ管理システム「WISE Audit」導入について、管理本部業務部担当部長・志村理氏と管理本部総務部部長・猪狩房秀氏にお話を伺いました。
――今回のメールアーカイブ管理システムの導入にあたって、御社ではどのような課題を抱えていたのでしょうか?

日立化成商事 管理本部 総務部
部長
猪狩房秀氏
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やはり、内部統制への対応ということが一番大きな課題でしたね。これまで、メールセキュリティとしてはファイアウォールを立てるなどの対策はしていたものの、データの保管はしていませんでした。メールを受信してしまえば、クライアントPCにしかデータが残らない。内部統制への対応を踏まえたとき、その部分がちょっと弱かったものですから、改善策を考えていました。(猪狩氏)
―― 内部統制が良いきっかけとなって、今回のシステムの検討に至った、ということですね?
そうです。新しい法制度へ対応するためには、「何がなければいけない」ということではなくて、「法を守るためにどうしたらいいか」ということを、こちら側で考えなければいけません。日立化成グループの一員として、自分たちでセキュリティの基準を掲げていき、内部統制の規則をしっかりと守っていこうということで、メールアーカイブを管理できるシステムの検討を始めたのです。(猪狩氏)
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―― システムの選定に際して、重視していたポイントはどのような部分ですか?

日立化成商事 管理本部 業務部
担当部長
志村理氏
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まず、社員がやり取りしているメールデータを簡単にバックアップでき、必要に応じてそのデータを復元できること。そして、内部統制上「その情報を出しなさい」といわれたとき、目的のデータをトレースできること。なおかつ、その情報をすぐに取り出せること。この条件を実現できるかどうかが、大きなポイントでした。(志村氏)
―― 以上の要件を踏まえて選定したシステムが、「WISE Audit」だったということですね?
そうです。 23年間のお付き合いから、当社のインフラについてよく理解していただいている日立情報システムズに、まずは、やらなければいけない内容を伝えました。そして、「いい製品を紹介してもらえないですか?」と相談したところ、ご提案を受けたのが、この「WISE Audit」だったのです。メールアーカイブを一元管理できることは魅力の一つでした。最終的に当社の情報セキュリティ委員会で協議し、導入を決定しました。 (志村氏)
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―― 「WISE Audit」の導入作業は、スムーズに進んだのでしょうか?
導入を決めたのが2006年の11月ごろで、実際に稼働が始まったのは2007年の2月。同時に別のメールフィルタリング製品の導入も進行していたのですが、導入を決めてから実際の稼働まで3カ月でシステム構築できたことは、とても満足しています。(志村氏)
―― 実際に使ってみての感想は、いかがですか?
これまで、メールデータのバックアップは各自エンドユーザー側で実施してもらっていました。それが、自分たちでバックアップする手間がなくなり、PC故障など万が一の際にはデータを簡単に戻すこともできるようになった。そういう意味でエンドユーザー側の効果は大きかったと思いますね。また、管理側の使いやすさという点でも、よい製品だと感じています。(志村氏)
―― 内部統制の順守に向けて、今後はどのように対応していかれるのですか?
これから、日立製作所グループとして順守すべき基準が、より具体的に出てくると思います。基本的にはそれを守る、ということが当社のつとめだと考えています。ただ、それを実行することによって、エンドユーザーの負荷がどうしても出てくるはず。その負荷をどうしたら少しでも減らすことができるか。基準を守りながら、お客様とのやり取りに支障がないように考えていかなければならないと思っています。(志村氏)
―― その実現に向けて、日立情報システムズがお手伝いできることはありますか?
今回は、内部統制に関して「WISE Audit」というメールアーカイブの管理システムを導入しましたが、このような法制度への対応は、これからも次々に求められるものと予想しています。その際の対応いかんによって、企業モラルを問われることもあると思いますので、早い段階から順守できるように体制を考えていかなければなりません。そういった多様なケースにも柔軟に対応できるように、これからも提案を続けてもらいたいと思います。(志村氏)
日立化成商事様は、ケミトロニクス分野を牽引する日立化成グループの、中核を担う技術商社です。「JOINT=繋ぐ」をキーワードとして、製品、技術、情報、人、さまざまな「JOINT」を実現し、新たな価値を創造しています。

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