日本生命グループのシンクタンクとして、多様化するニーズや経済・社会の要請に応えるべく、社会保障制度、企業活動、個人生活にかかわる調査研究、コンサルティング、書籍出版などを行なっている株式会社ニッセイ基礎研究所様(以下、ニッセイ基礎研究所様)。同社のWebマーケティングサイト構築パッケージ「INTERCMS」導入について、企画総務部・梶本健司氏にお話を伺いました。
――今回、CMS導入を検討された背景は、どのようなものだったのでしょうか?

株式会社ニッセイ基礎研究所
企画総務部
梶本健司氏
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これまでも、Webサイトの運営はしていましたが、広報ツールとしてさほど重要視していませんでした。そのため、膨大な研究成果のPDFやHTMLを、サイト内の決められた場所へ時系列で格納しているだけの状態だったのです。構造設計や情報設計もしていなかったので、訪れていただいたみなさまにとって、探したい情報をすぐに見つけにくく、使いづらいWebサイトだったと思います。(梶本氏)
―― Webサイトの管理面では、何か課題をお持ちでしたか?
運営面の課題としては、たとえば、これまではある程度のHTML技術を持っていないと、ページ作成などの操作ができず、業務引き継ぎの際にとても面倒でした。そればかりか、HTML技術を持っている人なら、誰の承認も経ず自由にページを公開できるなど、管理主体もバラバラの状態で、とても効果的な情報発信ができているとはいえませんでした。(梶本氏)
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―― そうした課題を解決するために、CMS製品の導入を検討されたということですね。
そうですね。もともと、Webサイトを設置しているのだから、みなさんにもっと見てもらえるものにしたい、という思いからWebサイトをリニューアルする話があがりました。2006年秋頃から、当社のシステムを担当しているグループ企業と連携して、最適な方法を探しはじめていたのです。管理側の誰もが簡単にページ作成・公開の操作ができること、一元管理で管理者の負担を軽減できるシステムにしたいという要望もあって、Webサイトのリニューアルを機にCMSを導入することになりました。(梶本氏)
―― では、CMS製品の中から、「INTERCMS」を選定された決め手はどこにあったのでしょうか?
さまざまなナビゲーションを用意して、膨大なPDF とHTMLの中から目的の情報を、業務分野ごと、担当領域ごと、などで探せるようにすること。PDFも含めて最小のクリック数ですぐに情報を閲覧できるようにすることなど、当社がやりたい要件を考慮していった結果、自然と「INTERCMS」に行き着きました。また、研究成果を公開する際の多段階承認など、計画していた承認フローが実現できることもポイントになりました。CMS製品は、フリーのものまで含めさまざまな候補があったのですが、保守とか色々なサポート面のことを考えると、やはり選ぶべきは安心できる企業の製品、ということはありましたね。(梶本氏)
―― 「INTERCMS」の導入作業は、実際にどれくらいの期間がかかりましたか?
「INTERCMS」の導入は1月下旬から開始しましたが、実際に3000ページを超える膨大な研究成果を「INTERCMS」のテンプレートに流し込んでいく作業は、2007年2月末くらいから着手しました。途中、多段階承認という形から、研究員の書いた原稿を管理側でチェックしたあとで公開するという一元管理の形に作業ワークフローがシフトしたほか、間際まで品質・操作性向上やデザイン変更を行なうなど、さまざまな紆余曲折もありましたが、2007年3月31日に無事新しいWebサイトをカットオーバーすることができました。(梶本氏)
―― 実際に「INTERCMS」をお使いいただいたご感想は、いかがですか?
飛躍的な進化を感じています。管理側でページの作成・公開作業を一元的に行なうようにしたことで、社内での管理が簡単になりました。現在の管理作業を旧システムのまま実行していたら、あと3人くらいのリソースは必要になっていたでしょうね。月ごとの研究成果発信数の制限も撤廃することができ、発信数自体も以前と比べて5割は増加しました。また、Webサイトのアクセス数を2007年4月〜2007年10月まで集計した結果、月に1万件ずつアクセス数が増えている状況です。検索エンジンの表示順位というSEOの効果についても、ハッキリと感じることができます。(梶本氏)

INTERCMSの編集画面
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―― CMSを含め、今後どのようにWebサイトを展開していきたいとお考えですか?

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将来的に、RSSによるフィードを実施していこうと考えています。当初の計画ではRSSの設置も盛り込まれていたのですが、どこのページに設置するか、どこの内容を抽出するかなどの問題で先送りになってしまいました。しかし、閲覧者の利便性を考慮した結果、やはり設置した方がよいだろうということで、日立情報システムズにも協力していただきながら、再び計画しています。(梶本氏)
―― そのほか、効果的な広報ツールとしてのWebサイト実現に向けて、どのような展望をお持ちですか?
今すぐ具体的にということはありませんが、より効果的に研究成果を発信していくためにWebサイトをどうしていくか、ということをつねづね継続的に再考していかなければならないと思っています。現在は、Webサイトの構造設計や情報設計を行なった上で、アクセス数の計測などを実施していますが、もう少し期間を置いて、信憑性のあるデータが収集・分析できた段階で、具体策を考えていきたいと思います。(梶本氏)
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ニッセイ基礎研究所は、日本生命の創業100周年記念事業として設立されました。生命保険分野にとどまらず、国内外の経済・金融問題や年金・介護などの社会保障問題を中心に、中立公正な立場で基礎的かつ問題解決型の調査・研究を実施しています。

ニッセイ基礎研究所様のWebサイト。TOPページ画面。
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幅広い題材を取り上げている定期刊行物。情報誌「ニッセイ基礎研REPORT」と、研究誌「ニッセイ基礎研所報」。
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研究の成果として刊行している単行本。毎年数多くの出版物をリリースしています。
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本社受付のエンブレム。 ここで気鋭の研究員と専門スタッフが、さまざまな調査・研究に従事しています。
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(左から)
株式会社日立情報システムズ
流通産業営業本部 第六営業部
永見真、飯田知史
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広く魅せる効果的な情報発信に貢献できるよう頑張ります
今回、ニッセイ基礎研究所様のサイトリニューアルにあたり、「INTERCMS」をお役立ていただき、大変嬉しく思います。
構築過程におきましては、限られた時間の中で、さまざまなご要望に応えるべく精一杯対応させていただいたつもりですが、なかなかご期待に沿えない場面もありました。お客様および関係各所のみなさまに色々と助けていただきながら何とか無事に公開できた際には、喜びもひとしおでした。
今や私自身もニッセイ基礎研究所様ホームページの愛読者の一人です。今後とも魅力あるコンテンツを発信され続けられることを楽しみにしています。
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