・システムの集約とアウトソーシングにより、各販売会社のシステム管理者が不要に
・モバイル環境構築により、営業スタッフの業務効率がアップ
・旅費精算などのワークフロー構築により、業務処理の工数が削減
・モバイル環境構築により、営業スタッフの業務効率がアップ
・旅費精算などのワークフロー構築により、業務処理の工数が削減
・システムの集約とアウトソーシングにより、各販売会社のシステム管理者が不要に
・モバイル環境構築により、営業スタッフの業務効率がアップ ・旅費精算などのワークフロー構築により、業務処理の工数が削減
ゴルフやテニス、バドミントンなどのスポーツ関連用品の製造・仕入れ・販売を手がけるブリヂストンスポーツ様。「Player's Eye」をテーマに、ユーザーの立場に立ったものづくりと、スポーツ環境の創造を目指されています。
営業力アップのためにITで実現できることとは
夜を徹して行われた集中ディスカッション会
「販社セールスの営業力アップを支援し、得意先との連携強化に役立つ情報系システムを整備せよ」
ブリヂストンスポーツグループ各社のIT戦略の一環として、この命題が下ったのは、2000年2月。メインフレームとオフコンで運用されていた基幹系システムを、SAP R/3に移し替えてすぐのことでした。社内ではさっそくプロジェクトのメンバーを各部門から選出し、情報系・基幹系双方の課題を整理して、システムの検討に入りました。 プロジェクトに当初から関わる、ITネットワーク企画部IT企画推進グループの井上敏彦マネージャーは、「新しい基幹系システムが本稼働を開始して1ヵ月足らず。まだ安心して運用できる状態にはなく、新しいプロジェクトを発足させるのは正直、不安もありました」と、当時を振り返ります。 そこで井上氏は、SAP R/3の構築で、グループ各拠点にSAP R/3クライアントソフトの導入支援を行っていた日立情報システムズに声をかけ、プロジェクトメンバーとの集中ディスカッション会を実施。具体策の検討を行いました。 「プロジェクトメンバーは、各部門のマネージャークラスのスタッフばかり。ディスカッション会は、自部門の仕事を終えて全員が集まれる20時から実施しました。各部門の要件を満たすITツールとして何が適切なのか。日立情報システムズの方々も交えた、ディスカッションは朝まで続きました」(井上氏)。 こうしたディスカッションを通じて、ワークフローとモバイル環境の構築(営業スタッフ支援)、Web-EDIの構築(得意先との連携強化)、システム管理コストの削減の3つを大きな柱とした、新しい情報系システムの方向性が決定したのです。
ディスカッションを通じて培った
信頼関係はゆるぎないものに 営業部門の第一の要件は、モバイル環境の構築です。直行直帰が多い営業スタッフが、外出先や自宅から社内へ情報を送受信できるようになれば、よりリアルタイムに情報を共有できるだけでなく、営業日報・週報提出のためだけに帰社する「無駄」をなくせます。さらに、旅費の精算などもモバイル環境で行うことができれば、業務処理もスムーズになるでしょう。これらのことを考えると、Web対応が容易なグループウェアの導入と、外部から社内へのモバイルアクセスを実現するためのITインフラ環境の整備が不可欠となります。
「ブリヂストンスポーツグループには、国内・海外全14拠点、合計約1,000名のスタッフが在籍しています。これらすべての拠点に、それぞれ新たなシステムを導入し、運用するとなると、コストや人手もかかります。そこで、システムの運用はアウトソースし、わたしたちITネットワーク企画部のスタッフは、ITを経営戦略にどう生かしていくのか、その企画に専念できる環境を整えたいと考えました」(井上氏)。 アウトソース先の選定にあたっては、日立情報システムズ以外を考えていなかったと言う井上氏。 「今回のプロジェクトでは、最初のディスカッションから参加していただきましたし、SAP R/3の導入で、わたしたちや各拠点のスタッフとの信頼関係ができあがっており、安心して任せられると考えていました」(井上氏)。
システムのサーバを集約し、アウトソース
管理コストの削減と最新技術のタイムリーな取り込みに成功 情報系システムとして、営業日報・週報をはじめ各部門の情報共有を可能にするグループウェアには、Web対応が容易なリンコム社のELIAS。メールサーバには、モバイルでの使い勝手を考慮してMicrosoft® Exchange Server。旅費精算や決済のワークフロー構築には、Groupmaxを採用しました。これらのサーバはすべて、日立情報システムズ湘南センタにて集中管理し、各拠点からは日立製作所のIP-VPNを、国内外のモバイルアクセスからはインターネットVPNを介してアクセスする仕組みとなっています。
「メールサーバなど、これまで拠点ごとに設置していた機器を1カ所に集中管理できたことで、拠点ごとのシステム管理担当者が不要になりました。システム管理を兼任していたスタッフは、本来のIT企画業務に集中できる環境になったといえます。また、先日はIP-Secを利用して実現していたモバイルアクセスを、SSL-VPNの利用に変更したのですが、日立情報システムズを通じて、最新のIT技術やノウハウをタイムリーに取り入れることができるのも、大きなメリットのひとつです」(井上氏)。
業務の効率化とコスト削減に成功
今後の課題は、お客様へのサービス向上のためにITで何ができるか
プロジェクトの最後の柱である、得意先との連携強化に役立つシステムの構築については、現在まだ開発途上にあります。
「ブリヂストンスポーツのゴルフボールには、オンネームボールといって、無料でボールにネームを印刷するサービスがあります。現在、オンネームボールの受け付けをWebからできるようにしていますが、これはまだほんの手始めです。効率化とコスト削減には、成功しましたので、今後はお客様へのサービス向上のために、ITで何ができるかを考えていかなければなりません」(井上氏)。 このほかにも、営業スタッフから入力された情報を全社的に共有・分析し、顧客満足度向上につなげるための展開や、基幹系システムであるSAP R/3との連携など、まだまだ課題は多いとのこと。 「日立情報システムズからのITのプロフェッショナルとしての提案にますます期待しています」(井上氏)。
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