秋田県の東部中央に位置し岩手県と隣接する仙北市は、人口約34,000人、面積は1,094平米。2005年9月20日に田沢湖町、角館町、西木村の旧3町村が合併して誕生しました。水深日本一を誇る田沢湖、秘湯乳頭温泉や玉川温泉、武家屋敷や天然記念物のしだれ桜、カタクリや水芭蕉の群生地など、豊かな観光資源をに恵まれています。
合併協議会の電算分科会で新市のシステムを検討
2003年4月、田沢湖・角館・西木合併協議会が発足。3町村は、それぞれ独自のシステムを利用していたことから、合併協議会の総務部会に電算分科会を設置。新システムの検討を開始しました。一時は合併の是非についての議論がそれぞれの町村で浮上するなどの曲折がありましたが、2005年9月20日、新市が誕生しました。
アドバイザーとしての実績などから「e-ADWORLD」の採用を決定
新システムの選定は、3町村で利用しているいずれかのシステムへの統合という形で検討されました。その結果、元々日立情報ユーザである角館町の人口が最も多く、データ移行の面でも有利であること、日立情報システムズのアドバイザーとしてのコンサルティング実績などから、最終的に電子自治体ソリューション「e-ADWORLD」への統合が決定しました。
回線や設備などを総合的に見直して無駄を省いたシステムを構築
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田沢湖町には、地域イントラネット基盤整備事業で整備されたネットワークがあったことから情報系のサーバを設置。それ以外の基幹系システムを、2系統の空調設備を持つ旧角館町総合情報センターのサーバルームに集約しました。旧町村の資産をそのまま利用する形で機能を分担し、合理的なシステム統合を実現しました。
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仙北市総合情報センター
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ブラウザベースの管理で運用面での負担を軽減
出先機関を含めた各公共施設をVPN※1によるADSLで結び、固定IPアドレスによりセキュリティを強化。地域プロバイダー「きたうら花ネット」の協力でローコスト運用を実現しています。また、新システムはブラウザベースで管理できるため、運用面での負担を軽減することができました。
※1 VPN:Virtual Private Network。認証技術や暗号化により、公衆回線を専用回線のように利用する技術。
無駄のない合理的なシステム構築ができました
システムの統合までには、合併の是非が各町村間で持ち上がるなどの紆余曲折がありました。十分な準備期間がとれず、タイムスケジュールの面では厳しいものがありました。しかし、システム構築にあたったSEをはじめ、さまざまな業者の方の協力もいただいて無事に新システムを立ち上げることができました。既存のインフラも活かしながら、合理的なシステムが作れたと感じています。
気がつくと秋を迎えていました
システム移行までの1年間、季節の移り変わりもあっという間でした。お客様の強力なリーダーシップもあって、短期間でのスムーズな移行・稼働が実現。今後はシステム面から、観光都市「仙北市」を全国にPRできるようご支援できたらと思います。
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