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自治体・官公庁・福祉
三重県松阪市様:督促電話支援システム
(おてがるCTI)で税収納作業を効率化
Case Studies
税滞納者に対する督促電話支援システムの導入により
市税の収納率向上と担当者の作業負担軽減を実現
三重県の中央部に位置し、古くから伊勢志摩への玄関口として栄えてきた松阪市は、平成17年1月の5市町合併により、東は伊勢湾、西は奈良県に面する、人口約17万人の自治体へと生まれ変わりました。
蒲生氏郷を開祖とし、江戸時代には松阪木綿・松阪商人の町として知られ、国学者・本居宣長など数多くの文化人を輩出してきた松阪。現在では全国的なブランドである松阪牛が有名です。また、中部国際空港セントレアとの海上アクセス松阪ルートも就航が決定し、南三重と世界の接点としてさらなる発展が期待されています。
日立情報システムズでは、松阪市の市税の収納率向上を目的とした、滞納者に対する督促電話支援システムの構築・運用のお手伝いさせていただいています。
導入効果
・大量に存在していた小額滞納事案を軽減することができた
・税滞納の早期段階での防止に効果を発揮できた
・効率的な税収により、担当者の作業負担を軽減できた
お客様の概要
三重県松阪市
所在地
〒515-8515 三重県松阪市殿町1340-1
URL
http://www.city.matsusaka.mie.jp/
松阪の開祖・蒲生氏郷をたたえ時代行列も行われる秋祭り
「氏郷まつり」
独特の飼育法で丹精込めて育てられブランド牛肉の代名詞ともなっている
「松阪牛」
四百年前に築かれた石垣と
春の桜・藤、秋の紅葉が美しい
「松阪城跡」
課題・ニーズ
小額滞納事案が大量に発生していた
督促対象者の滞納を早期に防ぐ手段を探していた
督促作業を行う担当者の事務作業が膨大化していた
導入経緯
税未納者に対する督促電話実施のための事前作業が膨大化していた
松阪市税務部長
小野田博好氏
松阪市様では、税未納者に対して電話による督促を行っています。しかし、それには事前に督促対象者の抽出作業、電話番号の検索、ダイヤリング、滞納情報の確認事務といった作業をすばやく、漏れのないように実施する必要がありました。そのため、収納担当者にはこれら膨大な作業のため、大きな作業負担がかかっていたのだといいます。
また、この督促作業における効果を検証するための集計作業も煩雑で、大量の時間を要するため、なかなか結果が記録として見えてこなかった、と松阪市税務部長 小野田博好氏は語ります。
「私どもとしては、税督促のために職員が時間外労働までしてもらっていたのに、それによって結果がどうなったのかが分かりにくい、ということに不安を感じていました。」
さらに、5市町合併による人口増に伴う督促件数増も引き金となり、松阪市様では督促電話にかかる業務を効率化できる新システム導入の検討を始めました。
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導入のポイント
税収納作業の効率化を実現する督促電話システムの構築
いくつかの業者から営業を受けたという松阪市様は、すでに導入・運用していた電子自治体ソリューションe-ADWORLDとのスムーズなデータ連携も考慮。松阪電子計算センターを介し、日立情報システムズの督促電話支援システム「おてがるCTI」の導入を決定しました。今回の導入に際して見込んだ効果は以下の通りです。
大量に存在していた小額滞納事案の軽減
督促対象者による税滞納の早期段階での防止
効率的な税収により、督促担当者の作業負担を軽減
こういった効果への期待に加え、他社製品と比べてコスト面でもメリットが大きく、大幅に初期費用が抑えられたことも「おてがるCTI」を選定したポイントだったといいます。また、機能面においても使わない機能までを同梱した製品ではなく、使用している職員の要望に合わせて自由にカスタマイズすることができる点も重要な選定ポイントとなりました。
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システム概要
約2倍以上の時間短縮や、約10%もの納付率アップを
このシステム構築にあたって松阪市様は、新たに滞納管理サーバを導入しただけ。既存のe-ADWORLDとの連携効果もあって、督促電話に関する事前準備や事務作業の負担が大幅に軽減しました。試算ではありますが、2倍以上の時間短縮が可能になったといいます。この督促電話業務全体の効率化によって、事務の省力化はもちろん、合併による督促件数の増加にも対応できるようになりました。
平成17年11月からの稼働ということで実績の判断は難しいものの、のべ12日間の効果測定で電話督促ができなかった場合に比べて、電話督促ができた場合の方が約10%も納付率が高まっていることが分かっています。
また、松阪市様は当初、すべての音声案内を全自動で行う機能と、情報抽出から発信だけを機械が行う半自動機能の両方を導入していました。しかし、「市民のみなさまとのコミュニケーションを大切にしたい」との考えから、現在は、半自動機能のみを運用なさっています。今後も「おてがるCTI」の半自動での督促機能のみを利用されていく予定です。
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今後の展望
滞納整理業務の進捗管理も含め、さらなるシステム拡張を計画
松阪市税務部収納課
課長 大林春樹氏
松阪市様では、現行2台の稼働となっていますが、平成19年度までにはこの「おてがるCTI」を6台にまで拡張する計画も立てられており、将来的にさらなる収納率のアップをはかっていく予定です。
また、今後の課題として、松阪市税務部収納課課長 大林春樹氏はこう語ります。
「収納の課題としては滞納整理業務の進捗管理ですね。それぞれ担当者が持っている業務がどれだけ消化されているか、業務管理ができるようにしたい。そして、職員それぞれの補うべき部分を把握して、具体的に指導をしていくことができるシステムを構築していけたら、と感じています。」
現時点ですでに、拡張やカスタマイズ、e-ADWORLDとの連携性強化などの計画が進められている松阪市様。このシステムが税負担の公平性確保や市制の安定運営に貢献することに大きな期待を寄せておられます。
2006年4月掲載
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。
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