| 導入前の課題 |
- 災害時の危機対策のために、離れているグループ各社の状況を把握し、コミュニケーションを向上させたい。
- 国内5カ所にある危機対策本部と、同時に接続したい。
- 通常業務に使用するシステムではないので、できるだけコストを抑えてシステムを構築したい。
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| 導入後の効果 |
- 映像を通じて、グループ各社の状況を容易に把握できるようになった。
- 複数の拠点と同時に接続できるようになり、スムーズな連携が可能になった。
- ASP型サービスの利用により、コストを抑えたシステム構築が実現できた。
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三菱東京UFJ銀行や三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券などを中心とした、世界屈指の総合金融グループである株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ様(以下、三菱UFJフィナンシャル・グループ様)。今回は、災害時緊急対応用のテレビ会議システム導入について、総務部長・川尻邦夫氏、同次長・坂井政宏氏にお話を伺いました。
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導入経緯 / 災害時の状況把握、コミュニケーション向上を目指して
―― テレビ会議システムの導入を検討された背景をお聞かせください。
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もし何らかの災害が起きたとき、一番被害を受けるのは傘下の銀行や子会社です。しかし、金融庁や東京証券取引所への報告、広報対応など、対外的な窓口は持ち株会社である私たちが行ないます。ここにギャップがあります。このギャップを解消するため、緊急時には銀行や信託銀行の危機対策本部と、それぞれ連絡を取ることにしていました。しかし、災害対策訓練を重ねていくうちに、「電話だけでは、各拠点で何が起きているのか状況がつかみにくい」、「災害時には人の行き来が困難になることも予想され、迅速に状況を共有できない」など、各拠点とのコミュニケーション面で、いくつかの課題が浮かび上がってきました。(川尻氏)
―― いざ災害が起きたときのことを考慮すると、映像による状況把握の必要性が高まった、ということですか?
はい。やはり、相手の状況がよく見えないと、臨場感や危機感が伝わらない、などの意見が訓練後に多数あがってきました。ある場所では訓練が終わっているのに、別の場所ではずっと残って待っていたということもありました。そこで、映像を通して動きを見ることができ、状況を感じ取ることができるような手段として、グループ各社の危機対策本部を結ぶテレビ会議システムの検討を始めたのです。(川尻氏)
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(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ
総務部長
川尻邦夫氏
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導入のポイント / コストと対応力、そして操作性の良さで選定
―― テレビ会議ツールを検討するにあたって、どのようなポイントを重要視したのですか?

(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ
総務部 管理グループ
次長 坂井政宏氏
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1つは、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券、それに当ビルの対策本部と事務局の、計5カ所と同時につながらなければいけないということがありました。そのため、ある程度の拡張性があるシステム、というものが求められたのです。もう1つは、やはりコストです。今回のシステムは非常用と考えていたので、通常の業務で頻繁に使うことを前提にしていません。そのため、コストがかからずに、ある程度の対応力を持った、柔軟性のあるシステムを探していました。(川尻氏)
―― 最終的に本サービスを選定したポイントは、どのようなものだったのですか?
テストしているときはいいとしても、緊急に使用するときには操作性の良し悪しが問われます。せっかく導入しても使えないのでは意味がないですから。やはり緊急に使うとなると、操作性は重要です。(坂井氏)
最終的には3つくらいまで候補を絞り込みました。そして、コストや周囲の評判、操作性やインターフェースを含めた使い勝手というところを考慮し決定したのです。(川尻氏)
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システム概要 / 音響面での大きな問題も、柔軟な対応により解消
―― システムの導入はスムーズに進みましたか?
実はテスト段階で、対策本部として使用している部屋が非常に頑丈な構造になっているために、音が反射してハウリングが起きてしまうことが判明したのです。もともとマイクを使うことを前提にしている部屋ではないですから、ハウリングも含めた音響面で、いくつかの問題が発生しました。この点が導入における一番の課題であり、日立情報システムズでも苦労された点かと思います。音響面での追加設備やエコーキャンセラなど、柔軟なご提案もいただきました。おかげさまで、ボタンを何カ所か押すだけで、音響関係も含めたシステムが簡単に使いこなせる仕組みを構築していただきました。(坂井氏)
―― 実際にお使いになって、どのような感想を持たれましたか?
導入後の2008年4月に訓練を行なった際に、テレビ会議システムを通して子会社の危機対策本部の様子を確認しました。相手側で何が起きているのか、どのような問題が検討されているのか、など詳細な状況をつかむことのできる、非常に有効なツールだと感じました。私たちの要望や使い方にもマッチしていますし、期待通りのシステムを構築していただいたと考えています。(川尻氏)
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今後の展望 / システムの安定稼働と強力なサポートに期待
―― 今後の展望について、お聞かせいただけますか?
まだ導入して間もないこともありまして、ホワイトボード機能やリモート機能など、使いきれていない機能がいろいろあります。まずは、使い慣れることです。そして、使いながら私たちに必要なものを見つけつつ、さまざまな使い道を考えていきたいと思います。(川尻氏)
―― 日立情報システムズに対して、何かご要望はございますか?
やはり、システムの安定性です。今回こうしたテレビ会議システムを構築していただきましたが、災害時に日立情報システムズのサーバがダウン、ということでは意味がありません。いざというときの安定稼働、いわゆる可用性に重点を置いていただければと思います。あとは、サポートの体制です。今回のシステムにはいくつかの設備をつなげていますので、今は順調でも、将来何が起きるかは分かりません。もし、そういった不具合が起きたときには、現在の強力なスタッフがサポートくださると、とてもありがたいです。(坂井氏)
お客様の金融に関する多種多様なニーズにも、総合金融グループとして、トータルでサポートすることができる三菱UFJフィナンシャル・グループ様。「Quality for You」をグループ・スローガンとして、お客様に最高水準の商品・サービスを提供することを目指しておられます。
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MUFGグループの概要図。世界屈指の総合金融グループを目指し、 2005年10月に誕生しました。
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バランス良く配置された国内ネットワークに加え、世界40カ国以上・400拠点を超える、邦銀随一のグローバルネットワークを保有しておられます。
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三菱UFJフィナンシャル・グループ様の公式ホームページ。さまざまな情報を、こちらから発信しています。
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想定ご利用シーン。日立の大画面ディスプレイWoooに拠点の様子が映し出されます。
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株式会社日立情報システムズ
神谷敏郎
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お客様の声は「宝」
世界有数の総合金融グループである三菱UFJフィナンシャル・グループ様にご採用いただけたことを大変栄光に感じております。
また、今回の用途が災害時緊急対策用TV会議システムということで、お客様ニーズの斬新さ、多様さに感銘を受けた次第です。
お客様要件でもあった映像/音響システムとを組み合わせたトータルなシステムは、今後の製品ラインナップに反映し、ぜひ取り入れていきたいと思います。
お客様の声は「宝」であるとあらためて感じました。
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株式会社日立情報システムズ
本橋学
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お役に立てるビジネスパートナーとなりたい
今回、ご要件に合うシステム導入ができ、お客様のお役に立てたことを非常に嬉しく思っております。
またご提案から本番稼働まで、お客様ならびに関係各位の皆様より、さまざまなご支援をいただけたことが今日の安定稼働につながっており、あらためて御礼申し上げます。
今後も当社の強みを生かしたソリューションをご提案させていただきながら、三菱UFJフィナンシャル・グループ様のお役に立てる良きビジネスパートナーとなれるよう頑張ってまいります。
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今回の取材にご協力いただいたお客様
| 株式会社三菱UFJ フィナンシャル・グループ |
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総務部長 川尻 邦夫氏
総務部 管理グループ 次長 坂井 政宏氏 |
| 株式会社日立製作所 |
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金融システム営業統轄本部 金融営業第一本部 第一部 主任 徳江史明氏
金融システム営業統轄本部 金融営業第一本部 第一部 今泉直美氏 |
ご協力ありがとうございました。
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。