・サーバを本社に集中することにより、運用負担が軽減できた。
・パッケージを適用することにより、新システムを構築する際の投資額を抑制できた。
・CSV出力機能の利用により、データ活用の自由度が増した。
| 業種 |
パッケージ各種設計・製造・販売、パッケージデザイン制作、菓子商品開発、コンサルティング、店舗オープニングプロデュース |
| 所在地 |
東京都港区東麻布2-15-2 |
| 資本金 |
4.000万円 |
| 事業概要 |
パッケージ各種設計・製造・販売、パッケージデザイン制作、菓子商品開発、コンサルティング、店舗オープニングプロデュース |
| URL |
http://www.anzenpax.com/ |
アンゼン・パックス様は、「文化の香るパッケージづくり」をキーワードとして、既製のパッケージから、オリジナル商品に合わせたオーダーメイドパッケージまで幅広く提案されています。最近では長年の菓子業界での経験を活かし、パッケージに留まらず、菓子商品開発から店舗プロデュースまでその活躍の場は広がっています。
増えつづける取引先と取り扱い商品点数
膨大な情報量に合わせてシステムを刷新

マーケティング部
カスタマーリレーション課
兼オンラインビジネス担当
菊池和美氏
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同社が、紙で管理してきた受発注、購買、入金関連情報を電算化し、一元管理することを目的として販売管理システムを構築したのは、1990年。日立情報システムズが協力させていただき、構築および保守・メンテナンスを行ってきました。しかし、オフコンのハードウェア保守が年々難しくなっていることや、アプリケーション面でも機能追加のたびに時間とコストがかかることを考慮し、オープンシステムによる新しい業務システムをご提案しました。
当時を振り返り、システムの運用にかかわるマーケティング部 カスタマーリレーション課 兼オンラインビジネス担当 菊池和美氏は、次のように語っています。
「以前のシステムでは、埼玉県にある商品管理センターに1台、都内の本社に1台のサーバがあり、夜間のバッチ処理でデータの同期を取っていました。でもデータの量が増えてきたせいか、翌朝出社してみるとデータ伝送に失敗しているといったことが頻繁に起こるようになったのです。失敗した日の午前中はデータを伝送しなおすことでつぶれてしまい、その日の業務に響きます。これが解消されるのなら、移行作業が大変でも新システムに変更しても良いと思いました」。
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自社の独自ルールをどこまで理解してもらえるのか
設計主導ではない提案と10年来の安心感が鍵

専務取締役
尾関勇氏
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「当社の販売・物流・在庫管理業務には業界独特のものがありますから、既存パッケージでどこまで対応できるのだろう、というのが統合業務パッケージ『天商』の提案を受けた際の最初の関門でした」と話すのは、専務取締役 尾関勇氏。「システムを刷新するのに、機能が退化してしまっては意味がありません。独自開発のアプリケーションで動いていたものを、既存パッケージによるシステムに移行するにあたり、機能は削らないことが第一の条件でした」。
「メンテナンス性の高さや初期投資額などが比較的抑えられるなどのパッケージのメリットは理解しました。それならば、日立情報システムズから提案された『天商』のほかにも、当社の業務形態に合ったパッケージがあるのではないかと思い、他社にもシステムを提案してもらいました」。
しかし最終的には、日立情報システムズの提案する「天商」の採用を決定した同社。その理由について尾関氏は、日立情報システムズへの安心感を挙げています。
「やはり10年以上お付き合いしてきていますから、日立情報システムズが我々の業務を理解してくれているという安心感がありました。逆にいえば、それを超えられる他社からの提案はありませんでした。それほど信頼関係が大きかったのです」。
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操作性や業務スピード、コストなど
多くの部分が改善されたことを実感できる新システム

マーケティング部
カスタマーリレーション課
野村祥子氏

マーケティング部
カスタマーリレーション課
マネージャー
谷美恵子氏
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「天商」で構築した新しいシステムでは、パッケージ商品に関する受発注とそれに付随する仕入れ、入出金、請求、在庫管理が処理されています。以前はサーバがセンターと本社とに分かれて設置されていましたが、今回は本社に集中。センターと本社間を結ぶネットワークはアナログからデジタル回線に切り替えられ、その回線を介してセンターからは情報の入力と参照を行えば良いように変更されました。これにより、運用管理の手間とコストが大幅に削減され、通信も安定して行われるようになったのです。
仕入れや入出金、請求関連業務を担当する、マーケティング部 カスタマーリレーション課 野村祥子氏は新システムの効果について次のように語ります。
「とにかく操作性が格段に上がりました。以前はデータをコピー&ペーストできなかったので、毎月繰り返される内容でもすべて一から手入力していましたが、今は内容を複写し、数量を変更するだけになりました。これだけでもかなりの作業時間短縮です。ほかにも画面上で必要な情報を検索・参照できるようになり、例えば昨日の仕入れ情報を参照するために、今月分の全データをプリントアウトした上で該当部分をチェックする、といった手間と紙を無駄にすることがなくなりました」。
また、マーケティング部 カスタマーリレーション課 マネージャー 谷美恵子氏は、こう評価されています。
「わたしたちは、ほかのシステムを経験したことがないので、現状が当たり前だと思っていたんです。本音を言えば、独自の業務ルールなどもありますから、システムの刷新には不安もありました。でも、新しいシステムになって、操作性や業務スピード、コストなど多くの部分が改善されたことを実感。新システムを提案し、わたしたちの疑問に一つずつ丁寧に答えてくださった日立情報システムズに感謝しています」。
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システム構成図
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- サーバを本社に集中することにより、運用負担が軽減できた
- インターフェイスの向上により、入力作業が簡素化した
- リアルタイムな更新により、情報照会が容易になった
- パッケージを適用することにより、新システムを構築する際の投資額を抑制できた
- CSV出力機能の利用により、データ活用の自由度が増した
情報の活用度を上げるために、
営業にモバイル環境からデータにアクセスできる仕組みを
「売上状況を社内で報告する際にも、カスタマーリレーション課に頼んで専用のプリンタでデータをプリントアウトしてもらう、ということがなくなりました。自分で必要な情報だけを参照することができ、それをCSV形式で出力できるので、表計算ソフトで加工ができるなど自由度が格段に高まりました。経営判断に役立つ情報としての価値も上がったのではないでしょうか」と語る尾関氏。今後は、それらの情報に、営業担当者の持つモバイル環境からアクセスできるようにし、よりスピードをアップした顧客対応を可能にしていきたいと話します。
「パッケージは、お客様に在庫が無くなってしまったら終わり。新しいパッケージは他社に頼んでみようか、となってしまうんです。だから、営業担当者は、顧客在庫が現在どれくらいあるのかを常に把握し、ちょうどいいタイミングで補充を促す。そのタイミングを、情報でサポートできればと考えています」と将来の戦略について語ります。
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