・ACMS(Advanced Communication Management System)を活用したホストのオープン化により、運用コストや作業負荷が軽減できた。
・アクセスポイントの集中により、話中の削減および回線利用率の向上が実現できた。
・新規プロトコルへの順応性向上や24時間データ受付など、柔軟な顧客対応が可能になった。
スムーズなデータアクセスや回線効率化を実現するため
陳腐化した旧VANシステムの刷新が必要に

加藤産業株式会社
情報システム部 専任課長
梯健次氏
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国内33ヵ所の営業拠点、50ヵ所の物流センター、1ヵ所の工場、15のグループ会社との連携により、物流の全国ネットワークを展開しておられる加藤産業様。時代とともに変動する顧客ニーズや流通のあり方に対しても、グループ会社との連携強化によって柔軟に対応し、最適なソリューションを提供していく構えです。そうした前向きな姿勢を貫いておられる中で、データ交換を担うVANシステムの陳腐化は、改善すべき課題となっていました。
情報システム部 専任課長の梯健次氏は、その状況を次のように振り返ります。
「膨大化した接続先や伝送件数に対処するため、これまでは全国10ヵ所にアクセスポイントを設置していたのですが、このことが運用コストの増加や運用業務の煩雑化を生んでいました。また、中にはアクセスが集中する時間帯には回線がつながりにくい状態に陥るものがある一方、遊んでいるアクセスポイントもあったりと、とても非効率な状態だったのです。」
さらに、新しいプロトコルでのデータ交換や夜24時以降のデータ受付など、データ交換に関するさまざまなニーズが顕在化。こうしたニーズに対応するためにも、VANシステムの刷新が必要となりました。
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「顧客に迷惑をかけないためのシステム構築」
その重要なポイントとなった信頼性と将来性

加藤産業株式会社
情報システム部
富永洋一氏
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新VANシステムを検討した際のポイントについて、梯氏は次のように語ります。
「日立情報システムズとは17〜18年くらいのお付き合いもあり、よく弊社のシステムを理解しておられるということも理由のひとつですが、やはり大きなポイントとなったのはシステムの信頼性でした。」
新VANシステム検討の際に加藤産業様が特に念頭に置いていたのは、顧客に迷惑をかけないためのシステム構築でした。昨今の流通には、受注から納品までの短期化が求められており、そうしたリアルタイム性を追求していくためには、システムの可用性、信頼性が必須だったのです。
こうしたビジネス・スピードの向上に加え、旧VANシステムにおける問題点の解消、そして将来的に拡大が予想されるXMLデータを利用した次世代EDI方式への迅速な対応も鑑みて、今回は 「ACMS」を活用したVANシステム構築が選択されました。
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旧VANシステムを並行で使用しつつオープン化
慎重な作業の末、トラブルなくデータ移行が完了
もともとホストで動いていたVANシステムをそのまま踏襲しつつ、VANシステムをオープン化。システム・メンテナンスのしやすさや拡張性、加藤産業様における他システムとの親和性も、システム構築の際には十分に考慮されました。
また、データ移行に関しても細心の注意が必要となりました。
「新VANへの移行は、半年間の時間を要しました。というのも、旧システムと新VANシステムを並行して使用していたので、1日7,000〜8,000件の伝送をおこなっている中で、テストしながら慎重に移行するという作業となったからです。大変苦労しましたが、日立情報システムズの親切なサポートもあって、600社を超える取引先の移行でトラブルもなく、無事に完了することができました。」(梯氏)
構築された新VANシステムの効果について、情報システム部の富永洋一氏は次のように語ります。
「分散していたアクセスポイントを1ヵ所集中方式に変更したことで、回線を無駄なく使うことができるようになりました。そこが改善されたことで、とても助かっています。また、新しいプロトコルや新しい伝送手順が増えても迅速に対応できるようになりました。」
他にも24時間サービスを動かすことができるようになったこと、Web画面からのアクセスによって運用面でエンドユーザの作業が簡易化できるようになったことについて、高い評価をいただいています。
XMLデータを利用した次世代EDIにも迅速に対応
ユーザに負担のない情報伝達を目指して

加藤産業株式会社
取締役
システム本部長 兼 情報システム部長
弥谷惠太郎氏
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将来を見据えた新VANシステム構築を進めてきた加藤産業様。今回の刷新でシステム改善を終えるのではなく、将来的な時代の流れに合わせてシステムを柔軟に変えていくことも視野に入れておられます。
これについて、梯氏は次のように話します。
「ちょうどXMLを使った次世代EDIの実証実験が始まります。きっと春にはお客様から次世代EDIの話も出てくるでしょう。今回のVANシステムにはそれに対応するサーバも立てていますので、お得意先に迷惑をかけないよう、迅速な形でやりたいと思っています。」
また、EDIの将来的な展望について、取締役 システム本部長 兼 情報システム部長の弥谷惠太郎氏は次のように語ります。
「私たちが扱う受発注データにも、日々IT技術の進歩が押し寄せてきています。ユーザに負担がかからないように信頼性を保ちつつ、大量の情報を高速に、正しく決められた時間内に伝えるためには、そういった進歩に応じて、つねに新しい技術を取り入れていくことが使命だと考えています。」
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今後もビジネスパートナーとして頑張ります!

日立情報システムズ
関西支社 第三営業部 池下智弘
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今回新システム構築にあたり、お得意先様とのテストや移行の調整など、加藤産業様より多大なご協力をいただきました。
当社としましても24時間稼動への挑戦、オープン化での信頼性確保など、苦労した点をご評価いただけたことを大変嬉しく思います。
今後もビジネスパートナーとして安心してお付き合いいただけるよう、精進してまいります。
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(左から)
加藤産業株式会社
弥谷様、梯様、富永様
日立情報システムズ 池下、安本
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